白髪ケア | Yusuke blog

｜はじめに

今回の記事は白髪染めに関するものなので，若い方には”当面”関係ありません．30代以上の方向けとなりますので，ご興味・ご関心ある方のみお読みいただければと思います．

｜対策を探す
40代になり白髪が気になり出しました．暫くの間，少ないうちは抜いたりしていましたが，頭皮や毛根に良いはずもなく，手入れする方法を模索しました．一番効果的なのはヘアカラーなどの染毛剤ですが，パッチテストが必要になるなど皮膚の弱い私などには不向きです．一方，最も簡単で頭皮へのダメージが小さいのが染毛料に分類されるカラーシャンプーやカラートリートメントですが，色々調べましたが染まりが悪かったり色の定着が悪いなど，これというものを見つけられませんでした．

そんな中，使ってみようと思ったのが花王のリライズです．染毛料に分類されるものですが，天然由来の黒髪メラニンのもとであるジヒドロキシインドールで染めるタイプで，パッチテストも必要ないわりによく染まるとの口コミから使用してみることにしました．

カラーは黒く染めるリ・ブラックと白髪を自然にぼかすグレーアレンジの2つがあり，それぞれにまとまり仕上げとふんわり仕上げの2タイプがあります．詳しくは花王のサイトを参照ください．私が使用しているのは，リ・ブラックのまとまり仕上げです．写真（左）はつけかえ用に再使用するヘッド部分を取り付けた状態で，初回はヘッドが付属するものを購入ください．つけかえ用（右）は同じ値段で1.2倍量が入っています．

｜使用感

リライズを使い始めてから1年が経ちました．他の染毛剤や染毛料を使用したことがないので比較はできませんが，個人的には満足して継続使用しています．

基本となる使用方法は，付属の説明書や花王のサイトに詳しく書かれているので参照ください．ここでは，1年間継続使用している私の使い方を紹介します．染まり方は髪質などに依存し，個人差が大きいと思いますので，あくまで一個人のやり方として参考にしていただければ幸いです．

まず初めに，染まりを実感するために初回は3日間の連続使用をしました．これは説明書にあるとおりの使い方で，シャンプーで洗髪後，タオルドライしてからリライズを塗布して放置し，しっかりとすすぎます．これにより多くの方はある程度以上の染まりを実感できるのではないかと思います．その後は1週間に1回を目途に生え際を中心に使用してきました．

これだと説明書通りの使い方ですが，週１で使い続けるとだんだんと面倒になってきます．特にシャンプー後にタオルドライしてから塗布するというのが手間になってきました．そこで乾いた髪に使用することにしました．リライズの説明書にも乾いた髪にも使用できるとあります．ただし，髪が汚れていたり，整髪料やヘアオイル・クリームを多く使用されている方の場合には，染まりにくい可能性もありますのでご注意ください．私は毎日，洗髪後に大島椿のヘアクリームを使用していますが，その程度では染まり難いとは感じていません．

乾いた髪に使用するので，塗布して放置後にすすいでからシャンプーすることになります．塗布して直後にシャンプーすると色落ちが気になるところですが，リライズは定着性が良いので大きく色落ちしていることはないと思います．また，使用後の匂いですが，これも個人差が特に大きいので一概には言えませんが，多少は匂うものの一晩もすれば気にならない程度です．

そして，初めは付属の手袋で直接塗布していましたが，これも面倒というかもっと短時間でできるようにしたいと思うようになりました．そこで利用を始めたのが毛染めブラシです．私はこちらのブラシを利用しています．Amazon等でも1,000円未満で購入できます．プロも使用しているものなので耐久性は高く，週1回のペースで1年以上利用していますがへたることなく使えています．予備に1本購入しましたが，当分出番はなさそうです．

そして最後に放置時間です．説明書には5分間と記載されています．長く放置したほうがより染まるのでは？と思いがちですが，個人的には放置時間を延ばしても染まり具合に大差はないです．容器から出した時はモンブランのクリーム色をしていますが，空気に触れることにより黒く変化します．この時に染まる効果があるようなので，黒くなった状態で放置し続けてもそれ以上には染まりを期待できません．使い始めなどしっかり染めるには，ケチらず多めにつけることが大事だと思います．

｜まとめ
さすが花王の製品といったところでしょうか．染まり具合に関しての不満はありません．また，皮膚が弱い私が使用して，今のところ頭皮の異常も見られていません．なお，週1の使用は面倒といえば面倒ですが，これに関してはどのような染め方をしても髪は同じように伸びてくるので仕方ありません．個人的には10日に1度ぐらいの使用で十分かなと思いますが，そうすると2回に1回は週の半ばで使用する必要があるので，週末に使う週1のペースとしています．

欠点と言えば価格でしょうか．本体および付け替え用共に税込みで¥3,000程度します．付け替え用で約1か月（4‐5回）分なので，自分で行う白髪染めとしては高い方ではないでしょうか．製品化まで16年以上もの開発期間が掛ったようなので仕方ない価格とは思いますが，もう少しお手頃になると他の追随を許さない商品になるのではないかと思います．

今後も継続使用していくつもりなので，気付いた点があれば追記します．また，リライズをお使いの方から使い方など情報共有いただけると嬉しいです．