|3日目
あっという間に最終日となりました.昨日は色々回ったので,今日はゆっくりする日と決めていました.宿で遅めの朝食をいただいた後,チェックアウトして荷物を預けました.
今日,唯一決めていた行先はフーンライというレストラン(詳細後述).そのため暫く市内を散策しました.写真はフランス時代の1897年に建築されたホーチミン歌劇場 (Ho Chi Minh City Ballet Symphony Orchestra and Opera).私は中には入りませんでしたが,興味のある方は鑑賞されてはいかがでしょうか.
|ホーチミン市歴史博物館
それから向かったのは,1区にあるホーチミン市歴史博物館(The History Museum of Ho Chi Minh City).入館料は高くありませんが,外国人料金が設定されています(受付の人が見分けてくれます).ここはサイゴン動植物園 (Saigon Zoo and Botanical Gardens) に隣接しています,と言うより動植物園の敷地内にあるような場所です.なお,入り口は2か所あるようですが,私はグエンビンキエム通り側から入りました.もう一方は動植物園側で,帰りはそちらから出ました.
入場するとまず中庭があります.中庭を過ぎて展示室に入ります.中には故ホー・チ・ミン主席の像もありました.先史時代から現代まで,広い年代にわたるベトナムの文化や風俗が展示されています.深く理解されようとする方は,事前知識を持ってこられた方が良いと思います.
帰りは動植物園側の出入り口から出ました.すると寺院のつくりをした建物が目に入りました.Google mapではTemple Of Hung Kingとなっており,フン王の神殿のようです.通常,中に立ち入ることはできませんので,歴史博物館や動植物園を訪れた際に合わせて立ち寄られてはと思います.
|フーンライ
さて,お昼ごろになったので予定したレストランに向かいます.1区にあるフーンライ(Huong Lai)というお店です.
こちらのお店のオーナーは日本人で,スタッフには孤児や元ストリートチルドレンを採用しておられ,職業訓練を通して自立支援をされているそうです.さて,お料理ですが,お一人向けランチセットは3種類(160,000,190,000,230,000 VDN) から選べ,それぞれでもメインやサイドを選択できます.私は190,000のセットにビールを注文しました.
上から空心菜のガーリック炒め,ライス,ポークスペアリブの柔らか煮,紫山芋のスープ
生春巻き
紫山芋のスープは戸惑う色合いですが,味は特別に癖もなく美味しくいただきました.ほかのメニューも優しい味付けで日本人向けにしているのかと思うぐらいですが,ベトナムの家庭料理です.
なお,非常に残念なことですが,COVIT-19の影響により2020年8月より長期休業中です(2021年6月時点).事態が収束し,営業再開されることを願っております.
|ベトナムコーヒー
最後にお土産に購入したベトナムコーヒーを紹介します.TRUNG NGUYEN LEGEND CORPORATIONのG7 3in1というインスタントコーヒーです.私自身普段はブラック,時々お店でカフェ・ラテを飲むのですが,このベトナムコーヒーは癖になります.名前のとおり砂糖とクリームがたっぷりと入っていますが,コーヒーの香り高さもしっかりと持っています.
2月にハノイを訪れた時にも購入したのですが,周囲の評判も良かったので今回もリピートしました.しかし,今回は夏だったので前回ほどの勢いでは減りませんでした.ご興味のある方は,こちらのサイトやAmazonでも購入できるようです.
|Orchid Lounge
夜には宿に預けていたバックパックを回収して,来た時と同じバスで空港に向かいました.チェックインを済ませ,早々にラウンジに向かいます.タンソンニャット国際空港の国際線ターミナルにてプライオリティ・パスで利用できるラウンジはOrchid Loungeのみです.
そのためか深夜の時間帯ですが大変混雑していました.受付までに列のできている時もありました.さて,最後にフォーとベトナムビールをいただきながらフライトを待ちました.
搭乗したのは深夜便のため,到着前に朝食として機内食が配られました.少しの仮眠後の食事でしたがしっかりいただきました.ほどなくして無事に関空に到着しました.
今回のホーチミンの旅は以上です.最後までお読みいただきありがとうございました.
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