2019年5月 成都,Chengdu③

旅 (Trip)

3日目

今日はジャイアントパンダ繁殖研究基地(Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding,成都大熊猫繁育研究基地)へ行きます.パンダは食後寝てしまうとのことで早めに向かいます.朝食をしっかりいただいて,8時に宿を出発しました(昨日,夜遊びしなくて良かったです).


ジャイアントパンダ繁殖研究基地

パンダ基地へは,まず地下鉄3号線の熊猫大道駅へ向かいます.宿の最寄り駅が3号線の駅なので直通です.熊猫大道駅で地下鉄を降りて地上に上がると,パンダ基地へと向かうシャトルバスのチケットと入場券を販売しているショップがあるので入ります.

中国人はアプリでチケットの購入まで完了しているようでしたが,我々は並んで窓口で購入します.バス代(往復)と入場券で54元です(基地の入り口で購入するより少し安いようです).

入場券はQRコードの付いたものを渡されましたが,バスのチケットはQRコードが表示された携帯の画面を写真に撮るように言われました.実際,その写真を見せたらバスに乗車できました.乗車時間は10分程度でしょうか,駐車場でバスを下ろされますのでそこから少し歩いて入り口を目指します.入り口でチケットのQRコードをスキャンして入場しました.

どこのパンダがいるのか分からないので,とりあえず人の流れに付いていきます.暫く歩いてパンダ発見.お食事中のパンダです.見物客なんて気にせずに無心に竹を食べ続けています.柔らかい中心部のみを食べているようで,傍には食べた後の竹の皮が大量に残されています.


後ろ姿のパンダと,満腹になって?木の上でくつろぐパンダ.前日に雨が降ったので,パンダも茶色く汚れてしまっています.


中にはだるそうにしているパンダも.食べ過ぎたのか木にもたれ掛かっています.


初めはパンダを見る度に感動していましたが,だんだんと感動が薄まります.慣れというものは恐ろしいものです.それでも,広い敷地内で比較的自然に近い環境で暮らしているパンダの姿は非常に興味深いものでした.


お昼近くになってパンダ基地を後にしました.シャトルバスで地下鉄3号線の熊猫大道駅まで戻り,市街地に戻って食事しました.パンダ基地からは市街地へ直接向かうバスやタクシーもありますので,その後の予定や人数に応じて都合の良い移動手段を選ぶことができます.

昨日は辛さにやられたので優しいものを探しましたが,結局,花椒たくさんのものを頼んでしまいました.これはこれで美味しいのですが,おなかの調子に配慮して花椒は控えめに頂きました.夜は同行者の希望でライブバーへ行くことにして,それまでフリータイムとして自由(適当)に過ごしました.



九眼桥酒吧街

そして,夜になって向かったのは九眼桥酒吧街(Jiuyanqiao Bar Street).地下鉄では向かい難かったのでバスで向かいます.ここは川沿いに数十軒以上のお店が立ち並んでいます.この写真を撮っているのが九眼橋の上ですが,橋の途中にも小綺麗なレストランがありました.我々は川沿いのお店に向かいます.


そして同行者の選んだお店に入りました.空いている席に案内されて,飲み物(ビール)を注文しました.暫くすると,メニュを持って軽食を販売する人が回ってきました.この店の人ではなく,いろいろな店を回って販売しているようです.

折角なので枝豆などを注文して微信支付(we chat pay)で支払うと,10分から20分で持ってきてくれました.私には初めての経験でしたが,同行者曰く,日本でも昔はバーやスナックを回って食べ物や花を販売する人はいたようですし,店側も追い出したりしなかったようです.


ライブで演奏されているのは当然,中国語の曲が中心ですが,途中で日本語で歌う人が現れました!歌ったのは,WANDSの世界が終わるまではです.恐らく歌っていた女性は日本語は話せないと思いますが,歌詞の発音は殆ど間違いのないものでした.

何で中国でWANDSの曲がと思われるかもしれませんが,世界が終わるまでははアニメSLAM DUNKのエンディングテーマです.そして,SLAM DUNKは中国でのバスケ人気に火を付けたといっても過言ではないほどの存在です.

なので,この店に来ていた中心世代の30‐40代にとっては,日本語で世界が終わるまではが歌われてもあまり違和感を感じないのかも知れません.逆に日本人である我々の方が驚いていました.

3時間近く滞在して堪能したので宿に戻ります.24時近くになっていたので来た時のバスは終了していました.そこで,配車アプリの滴滴出行で車を探しましたが,生憎近くに車が見つかりませんでした(私の設定が悪かったのかも知れませんが).

仕方なく流しのタクシーに乗車して宿に戻りました.ローカルのタクシーでは英語は通じないと思った方が良いですが,ホテル名などは筆談でも通じますし,地図アプリで場所を示せば何とかなります.明日は道教発祥の地である青城山へ向かいます.

4日目に続く

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