今回,初めてベトナムを訪れました.ずっと行ってみたかったのですが,なかなか適当なフライトを見つけることができませんでした.2018年11月にベトジェット・エア (Vietjet Air) が初の日本定期路線として関空-ハノイ線を就航しました.ベトジェットはベトナム初の民間航空会社で,LCCとしてもベトナム初です.早速,そのベトジェットを利用してハノイに向かいました.
|フライト
往路:2019年2月8日 VJ939 (KIX to HAN)
復路:2019年2月11日 VJ938 (HAN to KIX)
約34,000円(ベトジェット・エアで予約)
往路は9:20に関空を出発し,13:00過ぎにハノイのノンバイ国際空港(Noi Bai International Airport)に到着します.復路は深夜1:40にハノイを出て,8:00前に関空に到着します.日本とベトナム間には2時間の時差がありますので,往路が6時間弱,復路が4時間強のフライトとなります.復路が深夜便のため2泊4日の日程です.
|1日目
2月の早朝5時,真っ暗な中家を出ます.そして薄着なので寒いです.現地で荷物になるのが嫌なので,パーカーの上に畳んでしまえるウインドブレーカーという2月には厳しい服装で駅に向かいます.乗り物に乗りこんでしまえば,もう寒い思いをすることはないので暫くの辛抱です.今回はリムジンバスを利用して空港に向かいました.バスに乗り込んだらウインドブレーカーはしまいます.帰りにまたお世話になるので丁寧に畳んでバックパックの奥へ.
空港に着いたらベトジェット・エアのカウンターに向かいます.予約時に座席指定(有料)はしていませんでしたが,通路側を希望したところ通路側の席を割り当ててもらえました.それほど長時間ではないですが,行きたいときに気を遣わずトイレに行けるのはメリットです.
搭乗券を入手したので,朝食を頂くためプライオリティ・パスで利用できるぼてじゅうに向かいます.朝からがっつりいただきました.これで機内ではぐっすり眠れることでしょう.
腹ごしらえができたので保安検査および出国審査を終えて搭乗ゲートに向かいます.ハノイ行きの機材はエアバスA321.LCCとしてよく用いられる単通路の双発ジェット機です.足元の広さも広くも狭くもなく,4‐6時間のフライトには必要にして十分でした.
機内食も他のLCC同様に有料で注文できますが,ぼてじゅうで満腹の私は注文しませんでした.事前注文の方が安く確実なので,機内食をお考えの方は予めご予約ください.
|ハノイ到着
朝が早かったのと満腹が相まって機内ではほとんど寝ていましたので,あっという間にハノイに到着しました.初めてのベトナムは沖止めのためバスに乗っての移動です.入国審査もそれ程待つことなく終えることができました.
ノンバイ空港から市内へは路線バスを利用しました.将来的には地下鉄が乗り入れることになっているようですが,当面はバスかタクシーが主要な移動手段です.バスで市内へ向かうのであれば86番を利用するのが一般的なようです.バス乗り場に向かう前に,空港内のATMでベトナムドンを調達しました.
国際線の到着ロビーを出て左側に向かうと86番のバス乗り場があります.初めてだと多少分かりにくいですが,外国人のバックパッカの多くが利用しているバスです.オレンジ色の車体で,料金は乗車後に集金に来た車掌さんに渡します.35,000VND(約¥180)(2019年2月時点)で市内まで移動できます.
なお,リムジンバスのように荷物を収納するスペースはないのでスーツケースがある場合も車内に持ち込みます.市街地までは時間帯にもよりますが1時間程度でしょうか.20-30分間隔で出ているので便利です.
バスはハノイの市街地を通り終点ハノイ駅に向かいます.今回の宿はホワンキエム湖(Hoàn Kiếm Lake)の北側の旧市街地なので,最寄りのバス停である162 Trần Quang Khảiで下車しました.Google mapを見ながら目的の停留所が近づいたら降車口付近に立って降りるアピールをします.
ある程度乗客がいる便であれば他にも下車する人がいるので停車してくれると思います.が,停車してから席を立っていては下車し損ねるかも知れません.下車ボタンもあるようですが,壊れている場合も多いようです.
バスを下車したらGoogle mapを頼りに宿を目指します.今回の宿はAncient Town Hotelです.旧市街地の中心にあり非常に便利な宿でした.今回は朝食付きのプランを予約しました.ちょうどチェックイン可能な時間になっていたので部屋に荷物を置いて休憩します.
|テト
この時期はベトナムの旧正月にあたるテト(Tết)のため,首都ハノイに出稼ぎに来ている人たちは故郷に帰っているようです.そのため観光には適さない時期とも言われますが,少なくとも市街地のお店は開いており,テトの雰囲気を味わうことができます.ホワンキエム湖周辺は夜でも非常に賑わっていました.ひとまず宿近くで多くの人が美味しそうに食べていた路面店の麵を頂きます.
|ONE36 BAR
腹ごしらえをして向かったのは,珍しく下調べをしていたルーフトップバー.ハノイのルーフトップバーと言えば,ロッテセンターの65階にあるダイニングバー Top of Hanoiが有名ですが,そこではありません.旧市街地にあるアプリコットホテルの10階にあるバー ONE36 BARです.
それ程高層ではありませんが, ホワンキエム湖 の西側にあってハノイらしい風景を見ながら飲めます.ホテルの最上階にありますが,宿泊客でなくとも利用可能です.私が行ったのが早めの時間だったからかも知れませんが,テトの時期にも関わらずそれ程混んでおらず,ゆっくりと過ごすことができました.
お店を出てからは少しホワンキエム湖の周辺を散歩しました.ライトアップされておりとても綺麗です.これはお気に入りの1枚です.
|Peachy Craft Beer Pub
もう少し飲もうと宿近くのバー, Peachy Craft Beer Pubに入りました.
ベランダ席から眺めた通りの様子です.午後10時頃でもまだ多くの人が行き交っています.
この後は大人しく宿に戻りました.
2日目に続く
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