|1日目
バックパックを宿のロッカーに入れて出発します.その前に共同のトイレとシャワーをチェック.改装して1年ほどなので,とてもきれいで安心しました.とりあえず最寄りのMRT駅に向かいます.まだ8時過ぎですが,少し歩くと汗ばむぐらいの暑さでした.
初めに向かったのはシンガポール植物園 (Singapore Botanic Garden)
https://www.nparks.gov.sg/sbg
入場無料(一部除く)でとても多くの南国の植物を見ることができます.この日は日曜日なので,朝から多くの人が来園していました.
日本ではあまり見かけない植物たち.珍しいのはよいのですが,見慣れない形状には若干の気持ち悪さも(失礼).ぶらぶらと歩きましたが,日が昇ってきてさらに暑くなってきたので退散しました.
次にマリーナ・ベイエリア (Marina Bay) のランドマークの1つであるガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay) を訪れました.
とても有名な観光スポットなので,入場料もなかなかなお値段.巨大な人口植物園に入ると,空調が効いていて涼しい.外が暑かっただけにしばらくはとても快適ですが,長時間居ると半袖では若干寒いです.ゆっくりと観賞するためにも,寒さに弱い方は羽織るものを持参されることをお勧めします.
そして,シンガポールが中華圏であることを感じさせるものもありました.「福」を逆さにして掲示するのは,日本でも中華街や中華料理店で見掛けることがあります.これは「倒福 dao fu」と呼ばれるもので,諸説ありますが,福が来ることを意味する「到福 dao fu」と同じ音であることに由来するようです.
おなかが空いてきたので,ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを後にして宿の近くのホーカーズ (Hawkers) へ向かいました.ホーカーズはシンガポールに来た観光客なら一度は訪れるであろう屋台街のことです.今回は,マックスウェル・フードセンター (Maxwell Food Centre) に来ました.観光客割合が高いホーカーズのようですが,味はローカルの評判も悪くないようです.
ここのホーカーズで最も有名といえば天天海南鶏飯のチキンライスですが,ひねくれものの私はあえて別のお店のチキンライスをいただきました.いくらだったか忘れましたが,物価の高いシンガポールでこのお値段でこのボリュームなら,文句なしでした.
食後には,近くにある新加坡佛牙寺龍華院 (Singapore Buddha Tooth Relic Temple and Museum) を訪れました.この時期すでに全ての入場者に対する体温チェックと連絡先の記入が求められていました.パスした人にはシールが配布されるので,そのシールを服に貼って入場するようになっていました.
そのため,寺院の前には拝観を終えた訪問者のものと思われるシールが散乱していていました・・・.全てが故意に放置したものではないと思いますが(貼ったの忘れてて自然に外れた),ごみ箱のある所まで持ち帰りましょう.ここで,昨夜が空港ラウンジでの仮眠だったので眠くなり,宿に戻ってお昼寝ねすることに.
今回の宿はチェックインのためにフロントに立ち寄る必要はなく,予め身分証明書(パスポート画像)をアップロードしておくと,チェックイン可能時間になると部屋番号とキー番号が送られてきました.無事に部屋に入ることができて一休みしました.スマートフォンにトラブルがあった際には,エレベータ前にあるタブレットでの手続きも可能なようでした.
ひと眠りして元気を取り戻したので,また出掛けます.MRT用に購入したEZ-linkカードですが,バスも乗車できるので挑戦します.初めての地でのローカルバスの利用は一般に難しいです.日本国内であっても,見知らぬ地でバスを利用する際は戸惑います.
最近はGoogle mapで目的地を検索すれば,何番のバスに乗ってどこのバス停で降りればよいか教えてくれるので格段にハードルは下がりましたが,それでも初めては慎重になります.まぁ,間違えたら乗り直せばよいかということで,乗車しました.他のアジア諸国と比べるとMRTやバスの料金も高いですが,日本と比べると安いので気軽に利用できます.
今回は簡単なルートだったので目的地近くで無事に降車しました.向かったのは,パクテー(肉骨茶)の有名店の1つである松发 (Song Fa).パクテーとは,骨付きの豚あばら肉をスパイスと一緒に煮込んだスープ料理で,マレーシアやシンガポールのローカルフードです.
店内に入ると,ざっとお客の半分は日本人でした.いつも行き当たりな旅をしているのでパクテーの下調べしておらず,メニューを見てもどれにするか迷います.またSinglish聞き取れず意思疎通できないのも嫌なので中国語で注文しました.はい,私,片言の中国語ができます.これについては別の機会にお話ししたいと思います.
私:肋骨汤
スタッフ:要米饭吗?(ご飯は要りますか?)
私:嗯(うん)
スタッフ:还需要什么吗?(他に何か要りますか?)
私:小白菜,小的(小白菜の小さいの)
スタッフ:好的(分かりました)
およそこんなやり取りでした.とてもスムーズに注文できて,芸は身を助くとはこのことかと一人満足に浸りました.そして出てきた料理がこちら.肋骨汤のスープは店内を回っているスタッフが継ぎ足してくれます.とても美味しいのでついつい飲み過ぎてしまいますが,血圧高めの私は我に返って,何杯目かでもういいですと断りました.お肉も小白菜も美味しくいただきました.
お店を出て,腹ごなしに散歩しながらマーライオン (Merlion) に向かいました.途中,とても綺麗な建物を見かけました.後で調べたところ,アジア文明博物館 (Asian civilisation musium) だと分かりました.次回に訪問したいと思います.そして,マーライオンさんに会えました.マーライオン周辺を見渡してびっくり!ざっと8割は日本人だったのではないでしょうか.この時期,中国からの観光客の入国は制限されていたので,日本人の存在感が上がっていたのだと思います.
そして,マーライオンさんに会えました.マーライオン周辺を見渡してびっくり!ざっと8割は日本人だったのではないでしょうか.この時期,中国からの観光客の入国は制限されていたので,日本人の存在感が上がっていたのだと思います.
見るべきものを見たのでバスで宿近くに戻ります.宿近くで飲める店を探して入ったのがベトナム発のクラフトビールブリュワリーであるHeart of Darkness.
https://www.heartofdarknessbrewery.com.sg
4種飲み比べできるセットをIPA中心にいただきました.少量ずつでしたがクラフトビールを楽しめました.サービス料を含めて日本円で¥3,000程度でした.
2日目に続きます.
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