2018年のゴールデンウイークに初めてタイを訪れました.昔,「タイは若いうちに行け!」という航空会社のCMがありました.私はもう,若くなくなりましたが,今のタイはいくつになって行っても楽しい旅になると思います.今回は初めてなので,首都バンコクと近郊のアユタヤを訪れました.
|フライト
往路:4月29日 HX637 (KIX to HKG)
4月30日 HX771 (HKG to BKK)
復路:5月4日 HX772 (BKK to HKG)
HX612 (HKG to KIX)
約¥40,000(香港航空で予約)
往路は24時前に関空を出発し,翌日の3時頃に香港国際空港に到着します.乗継便は8時前に香港を出発し,10時前にバンコクのスワンナプーム国際空港に到着します.復路は11時半頃にバンコクを出発し,15時半ごろに香港に到着します.乗継便は17時に香港を出発し,22時に関空に到着します.
|1日目
深夜便に搭乗するので,シャワーを浴びて夕方に自宅を出発します.電車を乗り継ぎ関空に到着したら,香港航空のカウンターでチケットを受け取り,夕食をいただくためにぼてじゅうに向かいます.これから旅に出る前の一杯は格別です.
食事を終えたら,セキュリティチェックおよび出国審査を済ませて制限区域内にあるカードラウンジで飲み物いただきながら搭乗時間を待ちました.
定刻よりやや早く関空を離陸したHX637便は,現地時間午前3時前に香港国際空港に到着しました.乗り継ぎのための順路を進みます.
ハブ空港と言われる香港空港ですが,流石にこの時間は静まり返っています.翌朝の便までの間過ごすPlaza Premium Loungeを目指します.
ラウンジ内は既に眠りについている方がいる中,スペースを探します.仮眠するだけなのでどこでも良いようですが,エアコンの風が当たる場所は長時間居ると冷えるので,適当な場所を探して眠りにつこうとしましたが,なかなか寝付けませんでした.
6時を過ぎると人が増えてきます.また,食事の提供が開始されるので周囲が騒がしくなり,否が応でも目が醒めます.私も軽く朝食をいただいて,搭乗ゲートを目指して出発しました.
|2日目
バンコク(スワンナプーム国際空港)に向けてのフライトに搭乗しました.香港からバンコクまではおよそ3時間のフライトです.香港航空はリーズナブルな料金ですが,LCCではないので機内食が提供されます.短時間の仮眠の後でしたが,しっかりと頂きました.
|バンコク到着・アユタヤへ移動
機内食を食べて休んでいたら,あっという間にバンコクに到着しました.入国後は空港のATMでタイバーツを入手してから空港を出ます.今日はアユタヤ(Ayutthaya)に向かうため,まずはエアポートレールリンクでマッカサン(Makkasan)駅まで移動します.
マッカサンでエアポートレールリンクを降りて,MRTブルーラインのペチャブリ(Phechaburi)駅
に向かいます.MRTに乗車したらタイ国鉄に乗り換えるためバンスー(Bang Sue)駅で下車します.国鉄のバンスー駅でチケットを購入し列車を待っている間に,駅構内で売られていたペットボトルの水(10バーツ)を購入しました.時刻表のうち,青と緑の便が北や北東行きでアユタヤに向かえます.
少し待っていると乗車する列車(普通列車)がやって来ました.エアコンなしのディーゼル車です.窓が開け放されていて風通しが良いので,エアコンが無いことは思いの外,辛くなかったです.一方,発車・加速時のディーゼル音は,睡眠不足の脳に響きました.バンスー駅で乗車した時には満席で暫く立ち乗りでしたが,途中空席ができたので座っていくことができました.
1時間40分ほどでアユタヤ駅(Ayutthaya station)に到着しました.駅に着いたら宿に向かいうため,渡し船の乗り場へ向かいます.アユタヤ駅を出て,通りを横断します(写真では奥の駅から手前へ).その後,屋台やレンタルサイクルのお店がある通りを進んでいくと,乗り場に着きます.
乗り場のすぐ手前にチケット売り場があります.5 THB(約17円)で右斜の対岸へ運んでくれます.
対岸に到着したらAgodaで予約した本日の宿,
トニーズ プレイス ベッズ & ブレックファスト (Tony’s Place Beds & Breakfast) に向かいます.
1泊約¥3,000でした.私が宿泊した日に日本人は見掛けず,欧米人をターゲットにしているゲストハウスという感じでした.
チェックインの時間には少し早かったですが,部屋の用意ができていたようで鍵をいただけました.チェックイン手続きをしていると,猫も歓迎しているかのように近寄ってきました.いや,今日はどんなやつが来たのか確認に来たのかも知れません.
チェックインの際にボートツアーの案内がありました.16時頃に宿まで迎えが来て200バーツ(別途,入場料が必要な寺院あり)とのことで,予定もなかったので予約しました.部屋に荷物をおいてから,宿に併設されているレストランでパッタイをいただきながら休憩としました.何故かタイガービールを注文したのはご愛嬌.
|ボートツアー
16時前に向かえのトゥクトゥクがやって来ました.この宿からは私のほかに欧米人の家族4人が参加しました.トゥクトゥクで走ること5分足らずでボート乗り場に到着しました.ボート乗り場で別の宿から来た日本人女性も合流してツアーが始まりました.
ツアーの起点であるボート乗り場はこの辺りでした.ボートは時計回りにアユタヤを囲む川(パサック川とオールド・ロップリー川)を進みます.
|ワット パナンチューン(Wat Phanan Choeng)
まずはじめに向かったのはワット パナンチューン(Wat Phanan Choeng).アユタヤが首都となる以前の1324年に建てられた歴史ある寺院です.ビルマ軍による破壊から残った寺院であることから,縁起が良いとされています.
本堂の中には黄金の仏の座像が安置されています.
|ワット・プッタイサワン(Wat Putthai Sawan)
ボートを降りる時に”20 mins”と言われていたので,置いて行かれないよう早めにボートに戻りました.次に向かったのはワット・プッタイサワン(Wat Putthai Sawan).川の対岸には有名な高級リゾートサラ・アユタヤ(sala ayutthaya)があります.
この寺院のシンボルとも言われるのが特徴的な形をした白い仏塔です.なお,私が訪れた後に改修工事が施され,現在は綺麗に塗り直されているようです.
また,敷地の西には5人の王の像が並んでいますが,全てが歴代のアユタヤ王ではありません.
|ワット・チャイワッタナラーム (Wat Chai Wattanaram)
ボートが次に向かったのは,ワット・チャイワッタナラーム(Wat Chai Wattanaram).第24代王であるプラサートトーンによって1630年に建設された寺院で,アユタヤ王朝が滅亡するまで王室寺院としての役割を果たしていました.
18世紀にビルマ軍の攻撃によって廃墟と化していましたが,1987年に改修されアユタヤで最も美しい遺跡の1つとなっています.こちらの遺跡には入場料50 THB(約170円)が必要です.ボートの運転手が「一人50 THB掛かるけどいい?」と予め説明してくれました.
我々以外にも多くのボートツアー客が訪れていました.
対岸を見ると,手入れが行き届いた庭と建物が目に入りました.調べてみると,シリヤライ宮殿と呼ばれる施設で,観光客は立ち入れないようです.
ワット・チャイワッタナラームを後にしたボートは下船場所を目指して進みます.船を降りたのはこの辺りでした.再びトゥクトゥクでそれぞれの宿まで送ってくれました.宿に着いたのが18:30頃でした.
|宿で夕食
今日は朝が早く移動も多く疲れたので,出歩かず宿で食事をすることにしました.お昼に食べたパッタイが美味しかったので,違うパッタイと今度はちゃんとタイビールを頼みました.
この宿のレストランではライブもするようです.今晩はお客さんが少なかったですが,オーナーのご機嫌が良かったのか,ピアノを弾きながら歌ってくれました.日本語の曲もありましたが,ちょっと年代が違い聞いたことあるけどよく分かりませんでした.
本日はこれにて部屋に戻りました.
3日目に続く.
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