|2日目
2日目はシンガポール国立博物館 (National museum of Singapore) へと向かいました.
https://www.nhb.gov.sg/nationalmuseum/
MRTの最寄り駅はDhoby Ghaut駅,私は宿からだとバスが便利そうなのでバスで向かいました.
シンガポール約700年の歴史を見ることができる博物館ですが,私が多くの時間を費やしたのは1942年から1945年のShonan-to(昭南島)時代の展示.恥ずかしい話ですが,日本(旧日本軍)がシンガポールを統治していた時代のことは,あまり知りませんでした.昭南島と聞いて,すぐにわかる方も多くはないのではないでしょうか.
3年間という短い時代に関する展示なので展示物も多くはありませんが,シンガポールに来た日本人には,是非訪れてほしいです.日本統治時代のことについては,否定や肯定をするというものではなく,当時の事実を展示しているという印象を受けました.但し,日本語教育については,その習得の難しさから失敗したと記されていました.
当時の紙幣も展示されており,実物を見たのは初めてでした.絵柄にバナナが描かれていることから,バナナ紙幣 (banana note) と呼ばれていたそうです.
博物館を後にして,セント・アンドリューズ大聖堂 (St. Andrew’s Cathedral) に向かいました.高層ビルが多いシンガポールの中で,荘厳な白い教会は目を引きます.静かな教会の中で,暫くリラックスさせていただきました.
その後,MRTで1駅を移動しました.一駅ぐらい歩けばよいのですが,昼間の暑さに負けました.アラブ街にある有名なサルタン・モスク (Sultan Mosque) に向かいましたが,信者以外は中に入れない日のようで外から眺めるだけに終わりました.やはり人通りの多い通りは観光客向けの店舗が多いようでした.暑さがピークになり,逃げるように宿に戻りました.
夕方になり暑さが和らいだので,昨日も行ったホーカーズに向かいます.今日はシーフードあんかけ焼きそばのようなものをいただきました.暑くて汗をかくので,塩味のあっさりした麵がとても美味しい.近くで売っていたフルーツジュースもいただきました.
中華街の夜,春節頃なので通りにはお祝いムードの飾り物も見られました.2日目はローカルなエリアにあるバーに行こうと思っていましたが,結局面倒くさくなって昨日と同じお店に.おすすめのIPAを2杯いただきました.
カウンターに座ったのでバーテンのお兄さんが話しかけてくれますが,如何せんSinglish聴き取れず会話がスムーズに進みません...大人しくIPAを楽しんで帰りました.
|3日目
もう帰国日となりました.帰りのフライトは10時台の出発なので朝早めに宿を出ました.チェックアウトもオンラインで完了し,デポジットは後日クレジットカードに返金されました.到着時には気が付きませんでしたが,チャンギ空港にも春節を祝う展示物がありました.
スクートもチェックインおよび荷物預け入れが自動化(機械化)されています.チェックインを試みますが,”Go to the counter”のような表示が出てました.仕方なく暫く並んで有人のカウンターで手動手続きしてもらいチケット発行できました.これも団体予約だったからでしょうか.
出国後は,ラウンジで朝食をいただきました.これからLCCでの長いフライトになるので,多少欲張って食べるという,根っからの貧乏性が悲しい.
搭乗時間が近づいたのでゲートに向かいます.チャンギ空港は変わっていて,セキュリティチェックが搭乗ゲート毎に行われます.よって,通常はセキュリティを通過してから購入した飲み物は機内に持ち込めますが,そうはいかないのです.どうしても持ち込みたい場合には,空のペットボトルか水筒を持参します.ゲート前のセキュリティチェックを済ませた後に,ゲート前にある給水機で水汲みすると持ち込むことができます(給水機は全てのゲートにあるとは限りませんが,大体あるようです).
復路は定刻通りの出発となり,関空にもおおよそ定刻に到着しました.機内では軽食とスクート・ブランケットを購入しました.激安チケットで運んでもらっているので,多少は貢献せねばと.
日本は真冬の中,シンガポールでは「Tシャツ・短パン・ビーサン」の若者も見かけるぐらいの暑さでした.今の時期にビーサン履いているっていことは,1年中靴を履かない生活が可能かも知れません.流石にこの時期だと,台湾でさえ外でビーサンを履くことはないと思います.
それではこの辺でシンガポール旅は終わりです.ありがとうございました.
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