2021年の運用収支

投資 (Investment)

投資に関する投稿内容は私自身の実体験に基づくものですが,本ブログ内で紹介する投資法を積極的に推奨するものではなく,参考にされたことにより不利益を被られたとしても一切の責任は負えません.

2018年5月からソーシャルレンディングおよび不動産クラウドファンディングへの投資をしていますが,今回は2021年の運用収支の概算を紹介します.具体的な金額は控えて,運用金額に対する分配金(税引き前)の割合です.運用金額は実際に運用開始される時期を考慮して,2020年12月から2021年11月の間に保有していたファンドの月平均額とし,それに対する分配金の割合となります.

まず初めに,事業者別の投資割合を2020年12月および2021年6月,11月時点でそれぞれ示します.2021年は当初の予定通り投資先事業者を増やし分散化を図りました.

事業者
2020年12月
割合[%]
2021年6月

2021年11月
SBI sorcial lending21.2 10.72.7
Crowd bank18.112.28.9
Crowd credit(含む遅延)16.010.27.6
Ownersbook15.112.210.3
Creal8.58.07.0
maneo(全額期失)5.93.22.4
Lendex5.57.76.2
J.Lending5.56.66.4
FUEL3.35.32.6
Samurai fund1.11.30.0
bitRealty5.36.0
Bankers4.44.3
FANTAS4.44.7
大家.com2.42.3
Rimple1.33.0
Jointα1.32.6
COZUCHI1.31.7
TECROWD0.93.4
Victory fund0.91.7
TSON0.43.0
わかちあいファンド0.43.0
Property+2.6
FUNDROP1.7
なにわファンド1.3
ASSECLI1.3
利回り不動産1.3
信長ファンディング1.3
100 (100.2)100 (100.4)100 (100.2)


さて,運用利回りですが期間中の平均運用額に対する分配金は3.1%でした.いかがでしょうか?2020年と比較すると利回りは低下しました.この要因は主に以下のとおりです.

1.maneoの投資残高は全額遅延(利息未発生)で,かつ返済されたファンドに損失が発生したこと.

2.SBI social lendingで不適切融資が発覚し,当該ファンドの元本償還がなされたが,既に利益として支払われた分を控除しての償還となったため,結果的に損失が発生したこと.

3.上記表のとおり,昨年後半に投資を始めた事業者は不動産クラウドファンディングであり,それらファンドの大部分は償還時や半年ごとでの分配金の支払いとなるため,期間中の利益がほぼ発生しなかったこと.

1および2については投資上のリスクと言えばそれまでですが,担保の価値や貸付先の信用度など事業者の判断が甘かった点は投資家側の言い訳とは言い切れないと思います.また,3については想定通りなので,昨年蒔いた種が実を結ぶことを期待しています.

2022年の運用状況についても月2回更新していく予定ですので,ご参考いただければ幸いです.

コメント

タイトルとURLをコピーしました