2017年7月に天津を訪れました.日本で天津と言えば,天津甘栗や天津飯,あと芸人さんでしょうか.天津甘栗は天津産ではなく,天津港から輸出されたことに由来するなどの諸説があります.天津飯(関東では天津丼)は日本の中華料理です.
|フライト
往路:7月14日(金) BK3026(KIX to TSN)
復路:7月17日(月) BK3025(TSN to KIX)
Trip.comで予約.
往路は18時に関空を出発し,20時過ぎに天津浜海国際空港に到着します.復路は13時前に天津空港を出発し,17時に関空に到着します.時差は1時間なので3時間のフライトです.実質的には2日目と3日目に市内を回ることになります.
ところでこのフライトを運行する奥凱航空という航空会社をご存知でしょうか?私も今回,初めて知りましたが,日本で知っている方は少ないと思います.天津空港をハブ空港としており,英名はOkay Airwaysです.設立は2005年で,関空−天津間のフライトは2015年末に週2便で開始されています.
|1日目
今日は夕方のフライトなので午前中は仕事をして,お昼過ぎに空港へと向かいます.天津市の緯度は秋田県や岩手県と同じぐらいなので大阪より涼しいのかと思いきや,少し調べてみると7,8月の平均気温は30度超え,湿度も高いため蒸し暑さは変わらないようです.
関空に到着後,奥凱航空のカウンターに向かいます.希望した通路側を割り当ててくれました.この時,日本人らしき乗客は見掛けませんでしたが,搭乗した時には数人の日本人と思われる人がいました.
私のように観光に向かうという感じではなかったので,天津に在住しているのか,あるいは北京在住でフライトが安いから天津経由で戻るのかも知れません.天津−北京間は高速鉄道(高鉄)で30-40分,料金も1000円程度なので,十分に利用価値はあるかと思います.
さて,セキュリティ・チェックと出国審査を済ませて出発ゲートへと向かいます.搭乗した機材はBoeing 737-800.短・中距離路線用の単通路小型ジェットで世界中の航空会社で採用されてる機材です.座席モニターやUSB端子はありませんでしたが,軽食(お菓子)と飲み物は提供されました.
天津空港に到着し無事に入国しました.この時点で20時過ぎているので,本日の宿へと直行します.本日の宿は宜必思酒店(天津火车站店) (Ibis Tianjin Railway Station) です.Ibisのサイトで予約しました.地下鉄9号線の大王庄から徒歩で5分程度の距離にあります.
天津空港からは地下鉄2号線で天津站まで移動し,9号線に乗り換えて1駅目が大王庄です.周囲は住宅街という感じですが,小さな飲食店や売店は多いです.
宿についてチェックインする際に一悶着ありました.フロントで若いスタッフにパスポートを提示してチェックインの意思を伝えました.彼は暫く予約を検索した後,(中国語なので全部は聞き取れませんでしたが)「あんた来るの遅いから予約キャンセルされてるで.遅くなるなら予め電話してくれんと!」と言いました.
ええー,遅いと言っても21時前なんですが・・・.知らない都市でこれから別の宿を探すのも大変なので,私は背負っていたバックパックをテーブルに降ろして,態度で何とかしてくれるように訴えました.
彼は「はぁ」とため息を付いてどこかに電話をし始めました.客にため息つくんじゃない!という気持ちは抑えて,大人しく待ちます.電話を終えた彼は,「今日,泊まるんだな?」と再確認してきたので,「うん,3泊する」と答えたところ,無事に部屋を用意してもらえました.
初めの予約時と大きく変わらず,1泊3,000円程度で泊まることが出来ました.朝食は要るか?と聞かれたので,いくらかと尋ねると20元(約320円)なので付けてもらいました.近くの食堂であれば10元以下で食事できますが,どんなビュッフェがあるのか試してみようと思いました.
無事にチェックインできたので,近くのお店で牛肉麵(とビール)を頂きました.濃い味に見えますが,意外とあっさりしています.
今日はこれにて宿に戻りました.
2日目に続く.
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