|2日目
今朝の泊まった部屋からの風景です.周囲はご覧の通り住宅街です.
昨夜,朝食券を購入したので宿のビュッフェを頂きます.中華中心ですが,生野菜もあります.
|周恩来鄧穎超紀念館
食後に向かったのは,周恩来鄧穎超紀念館(周恩来邓颖超纪念馆).天津水上公園の敷地内にあります.地下鉄の最寄り駅は3号線の周邓纪念馆です.開館は9時から16時までで,月曜日は休館日です.入場は無料ですが,入口横の受付けで身分証明書を提示してチケットを受け取り入場します.
館内には約8,000点の所蔵物があるようですが,特に私の眼に留まったのはこの履歴書と願書.氏が京大(当時の京都帝国大学)への入学を志願していたことが伺えますが,ここに履歴書と願書があるということは実際には受験を果たしていません.
少し調べてみると,この履歴書と願書は当時,東京に留学していた氏が先に京大生となっていた同窓の友人に預けられていたものと考えられれいます.その後,氏は別の学校を受験することになり,この履歴書と願書が提出されることはなかったようです.戦後になって京都市郊外の民家から発見され,1979年に夫人が来日した際に氏の直筆であることを確認し,後に夫人に送られたようです.
屋外には氏の専用機も展示されていました.来日した際にも利用した機材のようです.内部も見学できるようですが有料です.私は外から見学しました.
もう1つ有料で見学できる場所があります.西花庁(西花厅)と呼ばれる氏の執務室を復元したもので,中国式庭園に囲まれた邸宅です.こちらには入場料15元を支払い見学しました.
公園内の湖です.生憎の曇りですが,暑さは控えめで助かりました.
博物館を後にして,近くに周恩来も学んだという南開大学(南开大学)があるようなので行ってみます.ちょうどお昼頃になっていたので,途中で見つけたお店で食事しました.両方とも美味しかったですが,麺は量が多く食べきれませんでした.
そして,南開大学までやってきました.東門から大学内入り少し散策しました.
|イタリア風情街
暫く大学内を歩いた後に向かったのは,旧イタリア租界地の建物を利用したイタリア風情街(意式風情街).天津駅の近くにあるので地下鉄で戻って徒歩で向かいます.やって来たマルコ・ポーロ広場には天使の像があり,近くのお店でビールを頂きましたがドイツビール飲んでました.
このあと一旦,宿に戻りました.夜になってから夕食を探して宿の周辺を歩いていて見つけたお店に入ってみました.天津とは関係ありませんが,蘭州牛肉拉麵のお店です.中国の麺屋さんは基本的にその場で麺を打っているので,麺自体が美味しいと感じます.
|解放北路
食後は,フランス・英国租界地であった解放北路を少し歩いてみます.この辺りは英国租界地であったと思われますが,古い建物がライトアップされ良い雰囲気ですが,歩いている人は多くありませんでした.
そのまま北上して天津駅近くの解放橋と呼ばれる橋まで来ました.この辺りはフランス租界地であった場所です.ここまで来ると非常に多くの人が行き交います.
解放橋から見たフランス租界地です.昔の建物の後ろに高層ビルが立ち並んでいます.
天津駅の駅舎は現代のものです.
今日はこれにて宿に戻りました.
3日目に続く.
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