2016年のGWに阿里山(Alishan)での日の出を見るために台湾へと向かいました.初日は桃園空港到着したら,阿里山観光の出発地である嘉義(Jiayi)へ移動します.翌日は阿里山に向かい山頂手前に宿泊します.次の日の早朝に列車で山頂に移動し日の出を見ます.5月の台湾と言えばもう夏ですが,阿里山エリアはその標高から日本の平地より涼しいです.
|フライト
往路:5月1日(日) IT213(KIX to TPE)
復路:5月6日(金) IT212(TPE to KIX)
往路は16時頃に関空を出発し,18時頃に桃園国際空港に到着します.復路は11時半過ぎに前に桃園空港を出発し,15時頃に関空に到着します.便名のとおり桃園から関空に来た機材が桃園に折り返す,タイガーエア台湾のフライトです.
|1日目
夕方のフライトのため,お昼頃に自宅を出発して電車で関空へと向かいます.関空に到着したら,タイガーエア台湾のカウンターに向かいチェックインして搭乗券を入手し,軽く食事をしてからセキュリティチェックおよび出国審査を終えてゲートへと向かいます.
LCCのため機内サービスはありませんが,3時間程度のフライトなので大人しく過ごします.ほぼ定刻に桃園国際空港に到着し無事に入国しました.入国後は嘉義に向かうため高速鉄道(高鐵,Gaotie)の桃園駅へと移動します.
桃園空港から高鐵の桃園駅へはバスを利用しました.統聯客運の運行する705番に乗車すると,20分前後で移動できます.時間帯にも寄りますが30-40分間隔で運行されており,大人30元です.桃園空港のバス乗り場は,第1ターミナルはB1階,第2ターミナルは1階にあります.どちらも案内に従って進めば迷うことはありません.
*2017年3月にMRT空港線が開通したので,15分間隔で運行されるMRTを利用することもできます.
高鐵の桃園駅に到着したら,構内で駅弁を売っているのを見つけました.美味しそうな内容にお腹が空いてきたので,ここで夕食とすることにしました.これで100元か120元でした.
さて,お腹が満たされたので高鐵に乗車し嘉義へと向かいます.桃園から嘉義までは列車によりますが早いものだと1時間強で移動できます.大人の乗車料金(指定席・正規)は920元です.嘉義駅に到着したら,まずは市街地へと移動します.
高鐵の嘉義駅は嘉義の市街地からは少し離れた場所にあります.市街地への最も簡単で安い移動手段はシャトルバスを利用することです.高鐵の利用者であれば市街地(台鉄嘉義駅)まで無料ですので,高鐵のチケットを見せて乗車します.約20分で台鉄の嘉義駅に到着しました.
早速,本日の宿へと向かいます.本日の宿は台鉄嘉義駅から徒歩で5分程度のところにある栄宮大飯店です.建物は古いですが,宿のオーナーは親切です.宿というよりは昔の学生向けの下宿といった感じですが,バスルームも付いているので旅慣れた方には問題ないと思います.
この後は近くの夜市(文化路夜市)を少し散歩しました.この夜市は台鉄嘉義駅から15分のところにあり,中山路と文化路の交差点が入り口となります.この交差点はロータリーになっており,中央に噴水があります.
そして,噴水の中央には特徴的なモニュメントがあります.映画 KANOを記念して作られたもので,甲子園に出場した嘉義農林の呉明捷投手の像が設置されています.土台には,“棒球原鄉在嘉義 (野球の故郷,嘉義)”と書かれています.
宿に戻ってふと外を見ると,電線に書かれた警告が日本語でした.明日は阿里山へと向かいます.
2日目に続く
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