2016年5月 阿里山(嘉義)②

旅 (Trip)

2日目

今日はいよいよ阿里山へと向かいます.なお,一般には阿里山と呼ばれますが,これは1つの山の名前ではなく18の連なる山々全体を指した名称です.嘉義市内から阿里山へは阿里山森林鉄道(阿里山森林鐵路)がありますが,災害のため不通区間があるためバスで向かいます.



台湾好行 阿里山線(7322号)

阿里山行きのバス(7322号)には台鉄の嘉義駅前から乗車します.今回は8時半頃出発の便に乗車しました.阿里山までは約2時間半,240元で向かうことが出来ます.なお,嘉義駅の周辺には阿里山に向かう乗り合いタクシーがいて,私も声を掛けられましたが今回は利用しませんでした.

この乗り合いタクシー(バン),料金は交渉次第のようですが250-300元とバスと比べて極端に高いわけではありません.しかしながら,人数が揃ってからの出発になることと,結構飛ばすドライバーが多いことは承知の上で利用した方が良いと思います.その分,バスより早く2時間程度で到着するようです.

阿里山到着の少し前にはゲート(料金所)があります.阿里山は国家森林遊楽区に指定されており入園料が必要です.大人の場合,平日200元・休日150元が必要です.



阿里山

さて,2時間半のバスの旅はそれほど疲れることなく阿里山に到着しました.


海抜30 mの嘉義駅から2,200 mまで運んできてくれたバスがこちら.



さて,取りあえず今晩の宿へと向かいます.まだチェックインの時間に早いので荷物だけ預かってもらいます.本日の宿は文山賓館(Wun Sun Hotel)です.


もし,ご予算が許すなら阿里山賓館(Alishan Hotel)にお泊まりください.



明日は日の出を見るために早朝列車に乗って祝山を目指します.そのためのチケットは前日に購入しておく必要があるため,チケット売り場に向かいます.明日の列車と今日周辺を散策するために神木車站行きのチケットを購入しました.大人料金はそれぞれ,150元と100元(いずれも片道)です.

この時13時頃ですが16℃と肌寒いです.そして,明日の列車の出発時刻は16:30に告知されるようなので,帰りに改めて確認します.



神木車站行きの列車に乗車しました.短い乗車時間ですが,とても気持ち良かったです.嘉義市内からの全線が開通した際には是非,乗車したいです.



10分足らずで神木車站に到着しました.ここから歩いて戻りながら山中を散策します.



阿里山には樹齢2000年前後の巨木がたくさんあり,その姿は圧巻です.



阿里山で有名な三代木にやって来ました.三代木とは,同じ株から三代に渡って成長した非常に珍しい樹木です.初代は樹齢1,500年で寿命を迎え,二代目はその250年後から300年生息して枯れたそうです.そして,現在そびえ立つのが三代目です.



阿里山車站に戻る時に見かけた目立つ建物は郵便局でした.



そして,明日の列車の時間を確認しました.日の出の5時半に対して随分早くに出発するのですね.今晩はとっとと寝ることにします.



時間は17時と少し早いですが,夕食を食べて宿に戻ることにします.近くのお店で水餃子(水餃)と麵を頂きました.右端の調味料には,「不要小看我,我真的很辣喔!(俺を甘く見るな,マジで辛いぞ!)」と書いてありました.なお,標高2,000 mのため水の沸点が93−94℃まで下がります.水餃子に十分火が通っているのか少しだけ心配になりました.



この後はバス乗り場付近にあるセブン・イレブンでビールを買って宿に戻りました.

3日目に続く.

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