2022年の運用収支

投資 (Investment)

投資に関する投稿内容は私自身の実体験に基づくものですが,本ブログ内で紹介する投資法を積極的に推奨するものではなく,参考にされたことにより不利益を被られたとしても一切の責任は負えません.

2018年5月からソーシャルレンディングおよび不動産クラウドファンディングへの投資をしていますが,今回は2022年の運用収支の概算を紹介します.具体的な金額は控えて,運用金額に対する分配金(税引き前)の割合です.運用金額は実際に運用開始される時期を考慮して,2021年12月から2022年11月の間に保有していたファンドの月平均額とし,それに対する分配金の割合となります.

まず初めに,2021年12月末および2022年11月末時点での事業者別投資割合を示します.2021年12月末時点の投資残高のある事業者数は27,対して2022年11月末時点は37と4割弱も増やしてきました.また,投資残高に占める不動産クラウドファンディングの占める割合は36%から61%へと増加し,年初の予定通りソーシャルレンディングから不動産クラウドファンディングへの移行を進めました.

事業者2021年12月末2022年11月末
Ownersbook9.14.1(含む遅延)
Crowd bank8.65.5
Creal7.95.3
CROWD CREDIT7.8(含む遅延)4.8(含む遅延)
Lendex6.64.5
J.Lending6.63.8
Bankers5.33.3
bitREALTY4.44.4
わかちあいファンド4.04.9
TECROWD3.52.7
TSON FUNDING3.54.9
FANTAS funding3.10
COZUCHI3.14.6
FUEL2.62.3
property+2.63.0
Jointα2.60
maneo2.4(全額期失)
大家.com2.01.5
利回り不動産2.01.9
SBI social lending1.9
Rimple1.80
Vicroty fund1.81.1
FUNDROP1.81.9
ASSECLI1.32.3
信長ファンディング1.33.0
なにわファンド1.34.9
SAMURAI FUND0.93.4
KORYO Funding3.0
ADVACE FUNDING3.0
TOMOTAQU2.7
GALA FUNDING2.3
Funvest1.5
下町の大家さん1.5
ゴコウファンド1.5
COOL1.1
BATSUNAGU0.8
SOLS0.8
TREC FUNDING0.8
エードMYバンク0.8
Lives-FUNDING0.8
SOCIO CROWD0.8
不動産バンク0.4
合計100 100
*割合順ですので,ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングが混在しています.

さて,2022年の運用収支ですが,年平均運用残高に対する分配金(税引前)は4.7%でした.いかがでしょうか,2021年は3.2%とやや残念な結果でしたが,2022年は総合的に見て悪くない結果だったと思います.以下,昨年の運用収支に影響した要因を振返ります.

1.全額期失状態となっていたmaneoのファンド2種類は,結果として両者とも運用残高全額が償還され,また,一方については僅かな延滞損害金が支払われました.よって,プラス・マイナスはほぼゼロとして寄与しています.なお,これらファンドは遅延期間が長かったため精神的マイナスは大きかったです.

2.CROWD CREDITで遅延状態となっていたファンドの一部の損失が確定しました.当該ファンドの損失額は大きくありませんでしたが,遅延状態になっているファンドは他にも多数あるため,全体としてCROWD CREDITの利回りを下げています.

3.Ownerbookでも遅延状態のファンドが発生しているため,全体としての利回りを下げています.

4.投資割合を増やしてきた不動産クラウドファンディングについては順調で,昨年償還されたファンドは全て想定通りの利回りが分配されました.さらに,なにわファンドやCOZUCHIのいくつかのファンドについては,年率換算での利回りが想定よりも増加したものもあります.

2021年の運用収支を報告した際は,不動産クラウドファンディングへ蒔いた種が実を結ぶことを期待していると述べましたが,しっかりと実を結んでくれました.今年も不動産クラウドファンディングを中心としながらも,ソーシャルレンディングへの投資も一定額続けていくつもりです.

2023年の運用状況についても月2回更新していく予定ですので,ご参考いただければ幸いです.

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