昨年末に続き,今年のGWもチェンマイを訪れました.今回は今年に入って就航したタイ・ベトジェットエアの関空−チェンマイ直行便を利用します.チェンマイは今の時期が一年で一番暑いので,暑熱順化出来ていない体が適応できるか心配ですが,何事も経験ということで.
|フライト
往路:5月1日 VZ823 (KIX to CNX)
復路:5月7日 VZ822 (CNX to KIX)
往路は8時半に関空を出発し,12時半にチェンマイ空港に到着します.復路は23時にチェンマイを出発し翌日の6時半前に関空に到着します.
約¥76,000(Trip.comで予約)
|1日目
私の住まいからでは始発で向かっても8時半のフライトは厳しいため,前日に空港まで移動します.今回は車で外出していたため,そのまま関空手前のりんくうタウン駅周辺のパーキングに駐車して,一駅電車で移動します.
今回利用したのは,駅近のNPC24Hりんくうタウン第3パーキング.立体駐車場になっており,1Fか2Fだと屋根付きの場所に停めることができます.¥500/24hが繰返し適用され,手続きなしに最大10日間まで駐車可能です.もう少し駅から離れると,¥400/24hの駐車場もいくつかあります.
関空の駐車場は高いため,私のように1人の場合にはこの方法が適していると思います.一方,りんくうタウン駅−関空間の鉄道移動には往復で一人¥740掛かるため,大人数かつ短期間での利用であれば,関空まで車で移動し,関空内の駐車場に停める方が利便性も含めて良いかと思います.
|KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
りんくうタウン駅周辺に到着したのが21時半頃でした.ここで,今夜過ごそうと思っていた関空内(エアロプラザ)にあるNODOKAに電話して,ブース席に空きがあるかどうか確認します.幸いまだ複数席空いているようなので,車を停めて電車で関空に移動しました.
NODOKAにチェックインする際,ちょっとした思い違いが判明しました.ここは所謂,空港のカードラウンジも兼ねているので,該当カードを保有していると2時間無料で利用できます.この2時間と6時間パックの利用で,フライトのチェックイン時間まで滞在できる予定でした.
しかし,考えてみると当たり前の話ですが,カードの優待として利用できるのは搭乗日当日のみのため,2+6としての利用は出来ませんでした.あと2時間待ってから利用する手もありましたが,それまでフラットシートのブース席が空いているかどうか分からないので諦めました.
代わりにスタッフが提案してくれたのは,6+2の利用でした.チェックアウトする2時間程度前に一度,精算してから継続してカードの優待を利用する方法です.丁寧に説明してくれましたが,流石にそれは面倒なので,もし起きていたら利用することにしました.
結局,あまり眠れなかったので朝4時前に一旦,精算してから継続してカードの優待として利用させてもらいました..6時間パック料金にはKIXカードによる3割引が適用されるので,追加でビールとチューハイを注文して,¥3,850 x 0.7 + ¥240 + ¥200 = ¥3,135でした.
個人的にはコストパフォーマンスのよい施設だと思いましたが,ブースにはなっているものの開放空間のため,音に敏感な方にはあまり向かないかもしれません.利用客層は意外にも広く,若者から私を含め中年まで男女問わず,中には赤ちゃんを連れた女性もいました.
|チェックイン・朝食
LCCではチェックインカウンターの数が少なく行列することを経験しているので,今回も列ぶのを覚悟していましたが,6時前と早めに行ったこともあり全く待たずに受付してもらえました.そして,こちらから申し出る前に窓側か通路側かの希望を聞いてくれました.トイレへのアクセスの良さを確保したい私は,迷わず通路側を選択しました.
搭乗券を受け取ったので,朝食をいただきます.COVID−19前であれば,プライオリティ・パスで利用できるぼてじゅうに向かうのですが,現在は国内線の制限区域内の店舗しか利用できません.代わりに向かったのは,NODOKAと同じエアロプラザの3Fにあるなか卯です.頂いたのは,京風とん汁こだわり卵朝食(ご飯大盛り).何かと高い空港にあって,こういう店舗は助かります.
食事を終えたのが6時15分頃,手荷物検査場は6時半からとのことでしたが,向かってみると既に入場できました.出国手続きも済ませて,カードラウンジでコーヒーでもと思ったものの,カードラウンジは1番早いところで8時からでした.
|搭乗・機内
機内の搭乗率は6−7割だったでしょうか.ざっと見て,タイ人が半分,残りが日本人と欧米人でした.ベトジェットエアは2019年にハノイを訪れた際にも利用しましたが,今回の機材(A321)で感心したのがUSB-Aとユニバーサルアウトレットを備えていること.3席並んだ座席の間(2箇所)に設置されていますので,譲り合えば皆で使えます.LCCも便利になりました.
そして,今回はとても幸運なことに,私の横2席が空席で3席を独占できました.離陸して安定飛行に入りベルトサインが消えると同時に横になって爆睡しました.気流が乱れ,ベルトサインが点灯しても良いように中央席のベルトを着用して寝ました.実際に,今回は何度もベルト着用の案内がなされました.
半分以上寝て過ごしたので6時間のフライトは短く感じました.予定時間を少しだけ過ぎてチェンマイ国際空港に到着しました.沖止めのためバスに乗り換えて空港建物内へ.チェンマイ空港はこじんまりとしているので,建物に入るとすぐにイミグレーションがあります.何も質問されることなく入国できました.私の前の欧米人の若者は,何日滞在するんだ?と聞かれていました.1ヶ月いるそうです…羨ましい.
|ゲーンハンレー
迎えに来てくれていた友人と合流してまず向かったのが,前回も訪れたアルンライという北部料理のお店.ターペー門のすぐ近くです.
私のお目当てはゲーンハンレーという北部のカレー.見た目ほど辛くなく,よく煮込まれた豚の角煮と生姜がよく合います.日本では夏期にしか食べられないパップン(空芯菜炒め)も頂きました.にんにくとの相性が良いです.
この後は少し友人宅で休憩のつもりが,満腹になったので数時間寝てしまいました.
|Galae Restaurant
しっかり昼寝したらもう夕食の時間になっていました.友人のおすすめで向かったのは,Galae Restaurant.チェンマイ大学の南西方向の山の麓にあります.アクセスには車(タクシー)を使う必要があります.
このお店の売りは一年中お花に囲まれた店内です.
訪れたのは18時半でしたが,既に沢山の人が食事をしていました.
頂いた料理はこちら.左上から,カノムパンナムー(豚挽き肉の揚げパン),トムヤムタレー(海鮮スパイシースープ),プラークン(エビのレモングラスサラダ).
初日はこれにて終了です.
2日目に続く.
コメント