2019年12月 武漢,Wuhan,武汉④

旅 (Trip)

4日目

昨夜は遅くまで飲んでいたので,昼まで寝てしまいました.せっかく旅行に来て勿体ないと思う方もいるかも知れませんが,私の旅は大体こんなもんです.あまり計画はせず,現地についてからか移動中に当日の行動を考えます.


帰元禅寺

シャワーを浴びてお昼過ぎに向かったのは,帰元禅寺.曹洞宗の寺院ということですが,南無阿彌陀佛と書かれた石版がありました.南無阿彌陀佛は主に浄土宗や浄土真宗で用いられると思っていましたが,詳しいことは分かりません.


その後はカフェでゆるく過ごしました.因みにラテは中国語で拿铁(na tie)と当て字で表記されます.発音されると何となく分かりますが,漢字だけでは知らないと全く分かりません.

注文する時のやり取りとしては,
 私:拿铁,热的(ラテ,ホットで)
 スタッフ:加糖吗(砂糖は入れますか?)
 私:不用(要りません)
 スタッフ:好的(分かりました)
のような感じになります.

因みにコーヒーは珈琲(ka fei)なので日本人にも分かりますが,モカも摩卡(mo ka)なので漢字では分かりません.


一人鍋

夕飯は最近できたという一人鍋のお店に行ってみました.一人用のブーススペースの他,普通のテーブル席もある店でした.ここも注文から支払いまで携帯を使用するようになっていました.


長江大橋

食事を済ませたら長江大橋に向かいます.初めは夜の大橋を徒歩で渡る気でいましたが,寒さと近づくにつれ実感する大きさに断念しました.代わりに観光船のようなものを見つけたので,乗船して大橋を見学しました(写真に写っているのは乗船した船とは別の船です).船を降りてからはぶらぶらと歩いて宿に戻りました.


5日目

あっという間に今回の旅も最終日となりました.気が付けば名物の热干面を食べてなかったので朝食にいただきました.


热干面

宿近くの小さなお店で4元でした.この店は一人で注文受けて作っている所謂ワンオペですが,お客は微信支付(We chat pay)か支付宝(Allipay)で支払うので問題なく回ります.パクチー(香菜)などの薬味は自分で入れて,好きなように味付けして食べます.私のようにその場で食べる人もいれば,持ち帰る人もいました.


兰州拉面(蘭州ラーメン)

宿に戻って荷物をまとめます.チェックアウト(退房)の際,デポジットは後で戻ってくると言われました.昨日の帰り道に兰州拉面(蘭州ラーメン)のお店を見つけていたので寄ってみます.

注文したのは盖浇面(gai jiao fan)というあんかけスパです.たっぷりの野菜が入って,麺も適度にコシがあって美味しいです.このお店に限らず麵は基本,注文毎に店内で打っているので旨いです.日本ではどちらかというとスープに重点が置かれることが多いラーメンですが,中国ではあくまで麺が主役であるように感じます.どちらが良いということではなく,麺文化の違いとして楽しめます.


武漢天河国際空港に戻ってきました.チェックイン,保安検査・出国審査を済ませてラウンジに向かいました.ラウンジ内は人も少なく綺麗でしたが,時間帯が悪かったのか食事といえるほどのものはあまりありませんでした.飲み物などをいただいているうちに搭乗時間となりました.


この季節は偏西風の影響で東向きのフライトは時間が短くなります.この日も機内食を食べたりしているとあっという間に関空到着となりました.そして帰りも沖止め(なのでこの距離の写真が取れる).そして到着時間ですが見込み通り早着しましたので,無事に終電少し前で帰り着くことができました.


追伸,この後,2月の春節頃には武漢はCOVIT-19感染者激増で都市封鎖されました.訪れたクラフトビール店の老板に連絡を取ったところ,本人や家族・常連客は皆元気との返答を得ました.

それではこれで武漢の旅は終わりです.ありがとうございました.

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