投資に関する投稿内容は私自身の実体験に基づくものですが,本ブログ内で紹介する投資法を積極的に推奨するものではなく,参考にされたことにより不利益を被られたとしても一切の責任は負えません.
2018年5月から不動産クラウドファンディングおよびソーシャルレンディングへの投資をしていますが,今回は2023年の運用収支を紹介します.具体的な金額は控えて,運用金額に対する分配金(税引き前)の割合です.運用金額は実際の運用開始時期を考慮して,2022年12月から2023年11月の間に保有していたファンドの月平均額とし,それに対する分配金の割合です.
まず初めに,2022年12月末および2023年11月末時点での事業者別投資割合を示します.2022年12月末時点の投資残高のある事業者数は42社,対して2023年11月末時点は52社と増やしてきました.また,投資残高に占める不動産クラウドファンディングの割合は61%から76%へとさらに増加しました.
事業者 | 2022年12月末 | 2023年11月末 |
Creal | 5.1 | 4.1 |
TSON FUNDING | 5.1 | 3.1 |
なにわファンド | 5.1 | 5.5 |
わかちあいファンド | 4.7 | 4.1 |
COZUCHI | 4.7 | 3.6 |
CROWD CREDIT | 4.7(含む遅延) | 2.1(含む遅延) |
Crowd bank | 4.5 | 2.1 |
Ownersbook | 4.2(含む遅延) | 1.3(含む遅延) |
bitREALTY | 3.8 | 3.3 |
Bankers | 3.5 | 2.0 |
Lendex | 3.2 | 2.1 |
信長ファンディング | 3.2 | 0.3 |
KORYO Funding | 3.2 | 2.8 |
SAMURAI FUND/Alterna Bank | 2.8 | 2.0 |
TECROWD | 2.8 | 2.4 |
TOMOTAQU | 2.8 | 2.4 |
ADVACE FUNDING | 2.4 | 0.7 |
FUEL | 2.4 | 0 |
GALA FUNDING | 2.4 | 2.8 |
利回り不動産 | 2.4 | 1.9 |
J.Lending | 2.0 | 0 |
ASSECLI | 2.0 | 1.4 |
FUNDROP | 2.0 | 1.4 |
大家.com | 2.0 | 1.4 |
property+ | 1.6 | 2.1(含む延長) |
Funvest | 1.6 | 2.8 |
下町の大家さん | 1.6 | 3.5 |
Vicroty fund | 1.6 | 2.1 |
ゴコウファンド | 1.6 | 1.3 |
COOL | 1.2 | 1.7 |
Lives-FUNDING | 1.2 | 1.7 |
エードMYバンク | 1.2 | 2.1 |
みんなでシェアファンド | 1.2 | 1.7 |
BATSUNAGU | 0.8 | 0 |
SOLS | 0.8 | 0 |
TREC FUNDING | 0.8 | 1.9 |
SOCIO CROWD | 0.8 | 0.7 |
COMMOSUS | 0.8 | 1.8 |
AGクラウドファンディング | 0.8 | 2.7 |
REVADD | 0.8 | 0 |
みらファン | 0.8 | 0.3 |
不動産バンク | 0.4 | 1.4 |
ライフフィールドファンド | 0 | 2.4 |
ももたろうファンド | 0 | 2.1 |
GOLD CROWD | 0 | 2.1 |
ONIGIRI Funding | 0 | 2.1 |
Jointα | 0 | 1.7 |
投活 | 0 | 1.7 |
T’s Funding | 0 | 1.7 |
LEVECHY | 0 | 1.4 |
えんfunding | 0 | 0.7 |
REBORN FUND | 0 | 0.7 |
ASSET FUNDING | 0 | 0.7 |
ビギナーズクラウド | 0 | 0.7 |
糸ファンディング | 0 | 0.7 |
DARWIN funding | 0 | 0.3 |
CAPIMA | 0 | 0.3 |
合計 | 100 | 100 |
さて,2023年の運用収支ですが,年平均運用残高に対する分配金(税引前)は4.0%でした.いかがでしょうか,2022年は4.7%でしたのでやや低下しました.以下,昨年の運用を振返ります.
1.2022年に引き続き,不動産クラウドファンディングへの投資割合を増やしてきました.また,投資先事業者の分散も進めました.その結果,1事業者あたりの平均投資割合は,2022年12月末の2.4% ± 1.4%から2023年11月末には1.9% ± 1.1%に低下しました.
2.CROWD CREDITで遅延となっていた案件のうち複数で損失が確定しました.いずれも損失割合は大きなものであったため,全体の利回りを引き下げました.因みに,CROWD CREDITで損失が発生していなければ,利回りは4.8%程度でした.なお,現在では運用残高のほぼ全てが遅延状態です.
3.Ownersbookで遅延となっていた案件は,一時解決への進捗を見せたものの結果的に進展しておらず,全体の利回りを引き下げています.
4.property+でも契約の延長が発生しました.こちらは契約上の規約に基づく延長であり,現状では利払いや償還に影響するものではありません.
5.その他,大多数のファンドでは想定通りの運用がなされました.今年の投資方針は,不動産投資型と融資型(ソーシャルレンディング)の投資割合は現状を維持しつつ,もう少し新たな事業者での投資も検討していくつもりです.
2024年の運用状況についても月2回更新していく予定ですので,ご参考いただければ幸いです.
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