2019年8月 チェンマイ,Chiang Mai, 清邁②

旅 (Trip)

2日目

昨日は夜遅くの到着だったので,今朝は宿でゆっくりと朝食をいただきます.ドラゴンフルーツが南国にいるんだなあと感じさせます.


ドイ・ステープ

朝食を済ませたら,まずはチェンマイ定番の観光地である,ワット・プラタート・ドイ・ステープ (Wat Phra That Doi Suthep)へ向かいます.

ドイ・ステープ行きの専用乗り場からソンテウを利用しました.ソンテウとは小型トラックの荷台を改造した乗り合いのタクシーです.私は旧市街地に宿泊していたので,チャンプ・アック門(Charn Phuak Gate)近くの乗り場から乗車しました.

乗り合いなので10人ぐらい集まらないと出発しません.私の時は6人ぐらいすぐに集まりましたが,暫く人が現れませんでした.隣に座って待っていた欧米人から,「あと10分して集まらなかったら,俺らで追加料金払って出発しよう!」と提案されたので,OKしました.その後,ほどなくして4人家族がやってきたので無事に出発となりました.


ドイ・ステープ寺院はチェンマイ市街から西に15km,標高1,080mの山中にあります.そのため,ソンテウは途中から山道を登っていくことになります.結構飛ばす運転手だったので,荷台を改造した簡素な座席で揺られ続けたため子供の時以来に車酔いしました.

辛かったのは私だけではなかったようで,ドイ・ステープに到着してソンテウを降りる際,欧米人家族のママと「私たち何とか耐えたわね」と目で交わしました.私の顔が青ざめていたので分かったのだと思います.車酔いされる方はご注意ください.

ソンテウを降りるのは寺院のふもとになるので,本堂のある山頂までは階段を自力で上がるかロープウエイを利用します.行きはロープウエイを利用し,帰りは徒歩で降りてくるのをお薦めします.寺院の拝観料が30バーツ,ロープウェイが20バーツです.

山頂に到着したら,参拝します.車酔いした後だったので,あまり写真を撮っていませんでした.


市内を望みますが生憎の天候でほとんど視界がありませんでした.


帰りはこの階段を下っていきます.ドイ・ステープに来たら,合わせてプーピン宮殿やモン族の村を訪れるのがお決まりのようですが,車酔いで疲れたので市街地に戻ることにしました.来る時のソンテウで往復料金を払っていた(払わされた)ので,同じ運転手の車を探します.他の同乗者はプーピン宮殿とかに向かったのか,言われていた時間になっても誰もやってきませんでした.


人が集まらないのでソンテウは出発しません.暫くして運転手が中国人一家10人ぐらいを連れてきました.私は荷台の座席から運転席の後ろに移動させられました・・・.とにかく出発できることになって良かったです.


走り出してすぐに運転手が助手席に座った中国人に「Where?」と尋ねました.すると「We are China」との返答が.いや違うねん,どこに行くかを聞いてるねん.このままだと後になって目的地が違うだのと揉めそうなので,「彼(運転手)はどこに行きたいのかと尋ねているよ」と通訳したところ,「清迈大学(チェンマイ大学)」との答えがあり,運転手から「清迈大学,Ok」との返事がありました.中国人観光客が多いチェンマイなので,清迈大学という中国語が通じるのかと驚かされました.


アロカヤ・マッサージ

市街地に戻ってからはタイ北部の伝統的マッサージであるトークセンを受けるため,ワット・マハワン(Wat Mahawan)という寺院内にあるアロカヤ・マッサージ(Arokaya massage)へ向かいました.トークセンとは木槌を使って身体を叩いていくマッサージ法です.写真右の小屋の中が受付になっています.


トークセンは250バーツ/h,タイ式マッサージが150バーツ/hでしたので両方を受けることに.受付けと支払いをすますと,施術を行う建物に案内されます.建物内の階段横が着替えスペースになっていて,施術着に着替えます.この着替えスペースは階段上から丸見えなので,気にされる方はご注意ください.

さて,トークセンは初めてでしたが,コンコンとリズミカルに木槌で打たれていきます.タイ式マッサージと合わせて2時間至福の時間でした.これでチップ(100バーツ)を含めても500バーツ,日本円で約1,800円なのでとてもリーズナブルです.なお,施術場所にはエアコンはなく扇風機のみです.


2時間のマッサージで気分が良くなるとお腹が空いたので,昨日宿の場所を訪ねたお店に向かいました.昨日は暗くてよく分かりませんでしたが,イタリアンのお店でした.

「あら,本当に来てくれたのね」と昨日道を教えてくれた店の人と話して店内へ.チェンマイに来てイタリアンかと思いましたが,このカルボナーラは意外にも本格的で美味しくいただきました.


宿に戻って休憩しました.写真の通り良い感じの伝統的家屋風です.奥にはトイレとシャワースペースがあります.もちろんエアコンも完備でコンセント差し込み式の蚊よけもあって,室内で蚊に刺されることはありませんでした(外では刺された).夜はガパオライスをいただきました.

3日目に続く

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