2019年8月 チェンマイ,Chiang Mai, 清邁④

旅 (Trip)

4日目

今日はバンコク(Bangkok)へ移動します.我々外国人はバンコクと呼びますが,現地ではクルンテープ(Krung Thep)と呼ばれています.今日もしっかり朝食をいただいてチェックアウトしました.

市内循環バスで空港に向かうつもりにしていましたが,ゆっくりし過ぎて時間的に厳しくなったので,Grabで車を呼んで向かいました.通りに出てアプリで車を探すとすぐに見つかり,しかももう到着していると出ています.ナンバーを頼りに辺りを見回すと,すぐ横に停車している車がそうでした.

早速乗り込むと,運転手から”Where?”と聞かれました.目的地確認せずに引き受けたんかい!って感じですが,空港に向かってくれれば問題ないので”Airport”と答えると,”Oh, airport”との返答が.まあまあの距離なので引き受けて良かったということなのか,そんなところまで行きたくないなあという気持ちなのか,どちらなのかは分かりませんでした.

初日の深夜にチェンマイに到着した際にもGrabで宿まで向かいましたが,あの時は空港の外まで来るように指示されました.帰りも同じように手前で降ろされるのかと思いきや,ターミナルの入り口まで送り届けてくれました.


バンコクへ移動

チェンマイからバンコクへの移動は,大阪から東京へと同様に国内移動です.よく考えてみると,トランジットではない外国での国内線移動はあまり経験がありませんでした.今回はタイ国際航空でのフライトで,事前にアプリでチェックインを済ませておりモバイル搭乗券も入手していたので,直接セキュリティチェックに向かい,搭乗口まで到着しました.


チェンマイ-バンコク間は1時間の国内線フライトですが,タイ国際航空では飲み物に加え軽食まで提供されました!こちら”STROMBOLI”と表記されており,イタリアの包み焼したピザの一種のようです.詳しくないので間違っていたら悪しからず.


ソムタムダー

あっという間にバンコク(スワンナプーム空港)に到着しました.エアポートリンクレールで市内に向かいます.今日の宿にチェックインするには少し早いので,有名なソムタム屋さん,Somtum Derに向かい,遅めの昼食をいただきました.人気店だけあって,14時頃でしたが,多くの客で賑わっていました.観光客なのか在住者なのかは分かりませんが,日本人もちらほら見掛けました.


その後,今日の宿に向かいました.
オスカー スクンビット バンコク (Oscar Sukhumvit Bangkok)
1泊朝食付きで¥3,000でした.BTSのプロンポンから近く便利な場所でこの値段なら文句はありません.部屋は旅慣れている方なら全く問題ありません.今日もこの後は写真に残していなかったのでここまでです.


5日目

タイ滞在最後の日となりました.正確には翌日のフライトで帰国なのですが,今晩遅くにはドンムアン空港に向かいます.
朝食を宿でいただいた後,近くのマッサージ店へ.チェンマイで訪れたお店と同価格帯でしたが,店内の清潔感などはチェンマイのお店の方が上でした.この辺りはバンコクとチェンマイの物価の差でしょうか.

その後,近くにあるバンコク在住日本人ご用達のフジスーパー1号店に行ってみました.店内は本当に日本にいるかと思うほど,日本のもので溢れていました.逆に言うと,観光客にとってはお土産を買うには適さない,それぐらいの品揃えでした.


カーサ ラパン

今晩は友人たちと夕食に行く予定だったので,近くのカフェで涼みながらゆっくりすることにしました.行ったお店は,Sukhumvit 24にあったカーサ ラパン (Casa Lapin) .「あった」と記すのは,執筆時点でこの店舗は閉店していたためです.

とても雰囲気の良いお店で,涼しい店内で夕食はどうようかと調べたりして過ごしまた.ただ,平日とは言え客数が少ないのは気になりました.途中,やってきた欧米人がアルコールはないのかと尋ねていましたが,17時にならないと出せないと言われていました.タイでは,アルコールの提供は基本的に11時から14時と17時から24時と定められています.

ゆっくりとしているうちに待ち合わせの時間が近づいてきたのでお店を後にしました.宿に荷物を預けていたのでピックアップして待ち合わせ場所に向かいます.大した距離ではなかったのですが,まだ暑かったのでGrabでバイクタクシーを呼んで向かいました.


タラート・ロットファイ・ラチャダー

友人たちと合流して向かったのは,タラート・ロットファイ・ラチャダー(Talat rotfai ratchada).バンコクにある有名なナイトマーケットの1つです.MRTのタイ文化センター(Thailand Cultural Centre)駅からすぐ近くにあるので観光客でもとても行きやすい場所です.我々も友人の同行者がバンコクのMRTを利用したことなかったので,アソークからMRTで向かいました.詳細は多くの方が紹介しているのでお任せするとして,衣類・飲食・雑貨・バーとエリアが分かれています.我々はバーエリアに向かいました.


その中の1件の2階席で行き交う人々を眺めながらタイビール各種と色々注文したものをいただきました.料理はそのお店で作っているわけではなく,どこかのお店から調達してきてくれます.因みに,このマーケット内のトイレは有料(5バーツ)です.2階席から狭い階段を下りてトイレに向かったのに,小銭を持っていくのを忘れて戻る羽目になったので,利用される際はご注意ください.
(下の写真は2018年5月に来た時のものです.)


ドンムアン空港へ移動

たくさん食べて飲んだので,帰りはGrabで車を呼んで戻りました.アソーク付近で飲み直すつもりでしたが,友人が眠そうなので解散しました.私はそのままドンムアン空港に向かいます.BTSのモーチャット(Mo Chit)駅から空港に向かうバスが出ているとのことでBTSに乗車.23時頃だったので座席も空いていて座ったため寝てしまい,モーチャット駅を乗り過ごしそうになりました.

何とかモーチャットで降りてバス乗り場を目指します.改札を出て歩道橋で道路を渡ったところが色々なバス乗り場になっているので空港に向かうA1バス乗り場を探します.運良くA1バスが停車していたので乗車しました.バス代30バーツは発車後に車掌さんが集金に来るので渡します.夜遅かったので20分ほどでドンムアン空港に到着しました.日中だと渋滞により30分かそれ以上かかるようなので,余裕をもってご利用ください.


SleepBox

ドンムアン空港に着いたらまず初めにするつもりだったシャワーを浴びます.ドンムアン空港の国際線にもプライオリティパスで利用できるラウンジが複数ありますが,残念ながらシャワーを完備していません.そのため,制限区域外にある宿泊施設SleepBoxでシャワーのみ利用します.

シャワーは30分300バーツで利用できます.SleepBoxは国内線ターミナル(T2)の4階に2か所ありますが,シャワーのみ利用できるのは奥(T1とは逆の方)のマクドナルドの横にある方です.料金を支払うと案内してもらえます.シャワー室内はとても清潔で一通りの備品はありましたが,トイレはありませんでした.

シャワーですっきりしたので,制限区域内のラウンジへ向かいます.帰りの便はオンラインチェックイン後,モバイル搭乗券も発行されていたのでカウンターに寄らずにセキュリティチェックおよび出国審査へと向かいました.出国審査で携帯のモバイル搭乗券を提示すると,何なんのよこれ?という感じで怪しまれましたが,無事に出国できました.


Coral LoungeとMiracle Lounge

ドンムアン空港の国際線にはプライオリティパスで利用できるラウンジが3か所あります.Coral LoungeとMiracle Lounge×2とがあります.今回は,Coral LoungeとMiracle Lounge(新しい方)をはしごして過ごしました.本来なら0:55のフライトが5:55に変更になったので,出発時間近くのラウンジ内には同じフライトを待つぐったりした感じの日本人を多く見かけました.私は空港に着いた頃が一番眠たく,逆に早朝には元気になっていて?これからの6時間のフライトをぐっすり眠るため,食事しました.

出発時間が近づいてきたのでゲートに向かい搭乗.今回は追加料金を払ってクワイエットゾーンと呼ばれる前列を予約しました.ここは10歳未満の子供は利用できないという,なかなか思い切った設定の席です.

結果的にこの選択が大正解でした.というのは,普通席は8‐9割の搭乗率でしたがクワイエットゾーンは2割程度の利用でしたので,3席空いている所に移動して安定飛行に入ってから離陸直前までぐっすり眠ることができました(念のためシートベルトを一番長く調整して装着したまま休みました).追加料金は¥2,000強でしたが,今回のようなケースであれば選択する価値があります.

そして,定刻に関空に到着しました.
今回のチェンマイの旅は以上です.最後までお読みいただきありがとうございました.

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